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第156回 大切なバッグの方向性

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

子どもの問題行動を社会で注意する

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●子どもの異常行動が問題になっています。スーパーやコンビニで、購入するわけではないのに商品棚から商品を勝手に取り出し握りつぶしたり、違う陳列棚に放置したり。夏の季節ではアイスクリームや冷凍食品が被害にあいます。触感覚が冷たくて気持ちがいいので自分の顔や手など皮膚につけたりして子どもなりに「涼」をとって遊んでいるのでしょう。そんな商品を買わず元の場所に戻したとしても衛生的には問題です。このように子どもの行動は予期出来ないことが少なくありません。そんな問題行動を事前に察知し防ぐことは保護者の役目です。

 

●そのような行動の何が問題なのか、どのような迷惑を他人に与えるのか、もし自分がされたらどう思うのか。保護者は子どもにしっかりと注意しなければなりません。学齢以前の子どもでも基本的な理解力はあります。さらに問題なのは保護者が見て見ぬふりをしたり、店員から注意されても笑ってごまかしたりして、その場を安易に取り繕うことです。子どもはそんな保護者の向き合い方、問題の処理の仕方を冷静にみています。私はすべては家庭教育だと断言します。学校教育ではなく人間としての尊厳、生き方の問題だからです。現場に居合わせたら他人の子どもを叱ることは勇気がいります。ハラスメントと言われかねないそんな空気感が社会のストレスをためているように思うのです。

 

子どもは親を見ている。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第156回 ビジネスマンのアイテム選び
~大切なバッグの方向性~


リュックサックは背負うのが当然だがビジネスブリーフやショルダーバッグなどの場合、持つ向きを考えたことがありますか。私は右利きなのでバッグは右側に持つ場合が多く、なおかつ進行方向の向きにもこだわって前後が常に一定だ。つまり身体側にはいつも同じ向き側のバッグがあり、結果としてバッグの外側は小ポケットのある表面が外側になる。私はバッグの方向性と言っているが、このようなバッグへの気配りは特に炎天下の場合には重要だ。先月にもお伝えしたように熱によるダメージはアウトドアでは深刻だからだ。

 

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猛暑はとどまる気配がない。バッグも熱対策が必要だ。8月になり、時に70℃近くにもなるバッグ本体表面部分の対策も大事だが、肝心なのは収納物の対策だ。炎天下ではバッグの表面温度が上昇すれば比例して収納しているアイテムにも影響はあるはず。一番危険なのがモバイルバッテリーの過熱だ。接触不良や内部の断線などで発火事故は頻繁に起きている。特に電車、自動車などでの移動中では振動や衝撃による事故が起きやすいようだ。移動するバッグ内の収納物や収納レイアウトにも要注意ということだ。

 

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パソコンやタブレットなどの発火事故を防ぐにはバッグ内の収納する場所を直射日光の当たる外側ではなく熱を回避しやすい内側、つまり身体側に収納することも対策のひとつだ。そうすることによって発火リスクを抑えることができるだけでなく、熱に弱い本体機器のスタートアップもストレスを感じることがなくできる。さらにボールペンや万年筆などの筆記具はインク自体が熱に弱く膨張し流動化することも多く、バッグ内で漏れ出す事故も多い。熱の影響を避ける、という見立てではビジネスリュックもこのようなアイテムを外側に収納しないようにしよう。

収納物のストレスも考える。

 


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