.

 

 

ホーム>Column コラム>
第154回 ビジネスバッグの雨の日対策

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

生活習慣を見直して忘れ物を防ぐ

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●様々な学校内トラブルがありますが、中でも多いのが忘れ物です。保護者の方には失礼なのですがあえて申し上げますと忘れ物をする子どもは大体決まっています。つまり家庭生活も関係しているのです。子どもの忘れ物とは保護者への何らかの連絡、回答のほかに授業の補助教材など様々です。忘れてしまうと学校や授業の運営に支障をきたすことは間違いありません。忘れ物をなくすには毎日の生活習慣を見直すことで解決することもあります。

 

●翌日の準備をすることは手間と時間がかかります。しかも子どもの注意力は散漫で注意力が長続きせず、すぐに他のことに興味を奪われてしまいます。先生からの注意や伝達を聞き逃してしまったり、プリントの紛失などで情報自体を把握できていないケースもあるのです。学校から帰ってきたら「すぐ」、習い事から帰ったら「すぐ」翌日の準備時間を設けることです。学校で必要な翌日の持ち物は連絡帳やプリントに明記されています。保護者は子どもと一緒に毎日確認することを習慣化させましょう。保護者の方の生活習慣も同時にみられているということです。ご注意ください。

 

すぐに翌日の対応。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第154回 ビジネスマンのアイテム選び
~ビジネスバッグの雨の日対策~


ジメジメ、シトシト、梅雨の季節だ。外出先の雨はバッグの大敵だ。近年の天候不順の影響か毎年雨がパワーアップしているようにも思う。こんな時、アウトドア用バッグなら防水仕様があり、専用のレインカバーも用意されていて対策は万全だがビジネスバッグとなるとそこまで徹底しきれていないのが現状だ。アウトドア一辺倒というのではなく通勤、移動、インドアでの打ち合わせなど様々な状況を繰り返せねばならないからだ。

 

bag

雨に強いビジネスバッグへの要望は多い。確かに近年の「大雨」に対する防水、撥水機能は重要だが、そのために重量がかさんだり、デザインが複雑になって街中や移動時の使い勝手が悪くなったら論外だ。悪天候時の通勤を考えると大事なのは軽量、コンパクト、すなわち持ち運びのし易さ。そして傘やカッパなど平時には必要のない雨具などの余分な荷物の収納。水気を含んだアイテムの出し入れを含め、スムーズな動きを妨げない使いやすさが重要だ。

 

bag

朝から激しい雨だったら誰しも迷わず長靴を履くだろう。ならばバッグはと言うと、多くは雨専用ビジネスバッグなどの用意はないと思う。通常は使い込んだちょっと年季の入ったサブバッグを使う人が多いかと察する。今ではセカンド的な存在だが、完全リタイヤではなく使い慣れているために悪天候でも自然に手が動く、そんなお気に入り。しかし注意すべきはカビ対策。特にインナーはダメージが大きい。本革でもクロス地でも素材にかかわらず雨天使用後は表面の水滴をふき取り、形崩れしないように新聞紙などを挿入し湿気を吸い込ませ日陰など風通しの良い暗部で時間をかけて乾燥させること。その後、素材が皮革ならならオイルを湿布、クロス地なら撥水スプレーでフォローすること。さらに愛着がわいてくる。

雨後のケアを怠らない。

 


bag