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第143回 面接は全身を観察されている

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

発見と驚きの夏休み

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●連続した休みが取れる夏休みは日ごろの興味や関心を深く追うことができる絶好のチャンスです。時間や距離などの制約を受けて普段できなかった自分自身の学習活動が集中してできるのですから楽しいに違いありません。夏のシーズンですと登山やハイキング、潮干狩り、天体観測などキャンプをしながら自然に直接触れるイベントだけでなく、もっとアカデミックに水族館、動物園、博物館巡りなども人気のようです。

 

●中でも最近話題なのが工場見学です。自動車や家電製品などの工業製品だけでなくお菓子やスイーツ、飲料、そして大手通販の物流倉庫などの工場見学も人気を集めているようです。父兄の皆さんにお願いすることは物見雄山で見学するのではなく取材する自分(子ども)の視点をはっきりさせることが大事です。活躍する人工知能に注目する、逆に機械を超えた人間の器用な手さばきぶりに注目するとか。見学する施設での疑問や発見、驚きを感じることをテーマにすれば、夏休みの自由研究の始まりにもなります。

 

興味を深堀りしよう。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第143回 ビジネスマンのアイテム選び
~面接は全身を観察されている~


    

夜6時台~深夜12時の時間帯は地上波TVではゴールデンタイムと言われ全国的に視聴者が多い。昼間は主婦や高齢者が多いが、この時間帯には有職者が多く反響もあるためコマーシャルの広告出稿料金も高くなる。つまり伸張著しい時代の花形産業がわかるのだ。昭和時代は自動車や家電、住宅など重厚長大的な企業が多かった。ところが今というと化粧品や健康志向の食品や飲料などが多く、世相を感じさせる。中でも突出して目立つのが転職支援サービスのCMだろう。

 

 

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終身雇用の形態が崩れ、労働人口が流動化していることはご存じだと思うが、とにかく転職支援サイトは無数、花盛りなのだ。政府の推進する働き方改革の一環としてリスキリングや副業奨励、起業の支援制度などが拡充し転職市場が話題性を持つようになったのだ。新卒、第2新卒、転職と、様々な事情を持った希望者が多いわけだ。一方、会社が中間決算期となる9月〜10月は転職する人が多い時期。今は直前の準備期間といえる。コロナ禍が明けた現在、面接などリアルに行われるようになったので従来のリモートワーク時代では顕在化しなかったエントリー者の事情も見えてきてしまう。

 

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靴やボトムなどはリモート時代にはチェックされることがなかった。ところがリアル面接では面接官と向き合えば髪形、歩き方などは当然だが、自分の持ち物がすべて開示される。さらに身に着けている時計、使っている筆記具などディテールまで観察されてしまうのだ。中でも注意してもらいたいのはバッグ。学生ノリでカジュアル系のバッグは場違い。一方、高級ファッションブランドのバッグは高額であるがゆえに生活感覚や業態にふさわしいか評価されてしまう。一方ビジネスバッグでもメンテもしていないような汚れたバッグを平気で使っているようだとアウト。応募者の嗜好や趣味性などチェックしている面接官は人を観察するのが仕事。まさに準備の時。最終面接で最高の演出をしてほしい。

 

 

バッグ選びに誠実さが見える。

 


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