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第146回 バッグの人混み対策

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

食中毒のシーズンに要注意

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●「食欲の秋」「味覚の秋」と言いますが1年のうちで最も食中毒が多いのは意外にも10月です。2017年から2021年まで5年間の統計によると食中毒発生件数が平均で約100件と、続く3月と9月の約90件を上回っています(厚生労働省:食中毒統計資料)。暑さや湿気で食べ物が傷みやすい印象がある梅雨どきや高温多湿の夏場に比べて10月の食中毒件数が多いというのはその原因に特徴があります。特にこのシーズンは細菌、寄生虫、自然毒の3つに注意が必要なのです。

 

●秋は祭礼などとともに学校の野外学習が多い時期です。特に小学生の場合、弁当を持参する機会も多くなります。その際、食材に付着していた細菌が原因となって発生する食中毒が目立ちます。しかも近海のサンマやサバなどにアニサキスが寄生する魚介類が旬を迎える一方、キノコなどの自然由来の食中毒が増える傾向にあります。夏の疲労が蓄積され免疫力が低下する時期です。手洗いはもちろん、弁当箱や調理器具を熱湯や漂白剤で消毒するのは必須ですが、基本的に食材は加熱によって予防するなど保護者の皆さんは十分な注意をお願いします。

 

食材は必ず加熱。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第146回 ビジネスマンのアイテム選び
~バッグの人混み対策~


野外での活動が活発になる時期だが、同時に年末にかけて出張も多くなる時期。その行先によってバッグを変えることもある。国内移動の場合は多くは列車、新幹線となるが移動距離と宿泊数、さらに最も重要なのが新規での目的地か否かによってバッグの中身、そしてバッグ自体の選択肢が分かれてくる。今までにない出張先だと最寄駅のロケーション、移動の手間や混雑ぶりを入念にイメージする。身軽に動けるかどうかは大問題だ。

 

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私の場合、自宅のある京都から都内出張の場合、新幹線での移動がほとんどだ。バッグにまつわる新幹線内でのストレスを感じたことはほとんどないが、問題は新幹線駅までと、駅からの移動。在来線との乗り換え時の駅構内、タクシーや公共交通機関への双方向のアクセスなどを含めストレスを感じることが多いのだ。その原因は人の多さに尽きる。インバウンド旅行者の増加はすでに社会問題になっているものの、明快な対策が示されていない。

 

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人に酔うというが、今の新幹線の駅構内は東京も、京都もほとんど悲劇的だ。まっすぐに歩けないばかりでなく、混雑に慣れない旅行客や通勤客と接触することはしばしば。歩く前方は当然だが左右にも細心の注意を払って歩いていても何度か危険な状況に遭遇した。特に旅行者の子どもは親と手をつないでいても行動は予測できない。だからビジネスバッグは人込みをすり抜けやすいリュックタイプを基本に選択。ショルダーの場合でも体に密着するように持つことにしている。人が密集する目的地をイメージするとバッグの選び方も変わってくる。

混雑時はバッグの挙動に注意を。

 


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