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第97回 バッグも新しい生活様式の一部に

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

校外活動ができない秋

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●今年の秋は様子が違うようです。例年なら多くの学校で修学旅行シーズンとなり夏休み明けから父兄も交えた説明会などが開かれ慌ただしく時間が過ぎるのですが、春に臨時休校した分を夏休みを短縮にして既定のカリキュラムを消化。未消化の場合は例年秋に予定されている校内、校外の大型行事の延期や中止など選択を迫られています。それは各区、市町村の教育委員会が決定しますが学校も先生も、そして親も子どもたちも落ち着かないのです。すでに首都圏の小学校の一部では早々と校外行事の中止を決定しています。

 

●茨城県つくば市は市立小中学校全45校の秋の修学旅行の中止を決めました。代替案として日帰り旅行の検討に入りましたがその計画も感染症拡大のあおりを受けて実行が危ぶまれているのです。学校は勉強に励むばかりでなく集団生活を通して自我を確立し、人と接することによって他人を思いやり、自分の人生を築く礎を作る場です。今年春先から全国の小学生が三密に従い、なおその影響下で学校生活を送っています。子どもたちが健やかに育つ環境を早く用意してあげるのが政治や大人たちの責務であると思います。

 

子どもは多くを語らない。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第97回 ビジネスマンのアイテム選び
~バッグも新しい生活様式の一部に~


    

新幹線や飛行機の機内掃除の手間が大変だそうだ。今までの掃除のルーティンにプラスして感染症対策のため、アルコールなどの除菌布などで座席の手すりやテーブルなどを入念にクリーニングする手間が増えたのだ。公共の乗り物の安心、安全は運行上のお約束だがコロナ禍の時代に生きなければならない私たちも人任せではない、自分でできる移動時の感染予防対策を考えなければならないだろう。多くの子どもたちと接する小学校の先生はなお敏感だ。クラス担任ともなれば30名以上の生徒たちと毎日接する事になるからだ。学校は超・密なのだ。

 

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もし自分が…と考えるだけで恐怖。クラスにクラスターを発生させてはならない。そのため通勤時のビジネスバッグの中が今までと様子が異なるのだ。従来では通勤時間に読む本や聴く音楽、学習関連のソフトやデバイスなどがバッグの中の主要部分を占めていた。今では予備のマスクは当然としてシートやスプレータイプの除菌剤、薄手のビニール手袋が必須アイテムに加わった。その収納場所がバッグ内の一番取り出しやすく分かりやすい場所に設定されているのだ。

 

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職員室や教室に入る前に手指消毒。これの繰り返し。電車やバスのどの乗り物の乗車後はバッグから除菌布やスプレーを取り出して手指消毒。これほど徹底しても不安はぬぐえない。ビジネスバッグは自分専用とはいえハンドル部分の消毒は欠かせなくなってきた。やはり手指の衛生状態が問われるこの時代、持ち手に依存しないリュックタイプのビジネスバッグに注目が集まるのも良く分かる。学校の先生仲間も私に使い心地や実用性を聞いてくる。年代的に保守的な先生たちが多いが新しい生活様式への兆しだろうと思う。密を避けてネットで使い勝手をシュミレーションしてみては?

 

 

ビジネスバッグも清潔第一。


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