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第96回 プロのバイヤーに聞け!K-modelK-model

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

ランドセルが重たくなった

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●平均は5.7キロ、最も重いものは11キロ。この数字がなんの数字かわかりますか? 実は都内の小学1~6年生計91人のランドセルの重さを調査した結果なのです(2019年・大正大人間学部人間環境学科調べ)。この数値にはランドセル本体の重さと教科書やノート、ドリルなど副読本や筆箱、定規など文具などランドセルに収納する道具類をすべて合算した結果。それにしても「子どもたちが毎日大変な思いをしている」と思いませんか。ランドセルが重くなっているのには理由があります。

 

●それは教科書のページ数の増加と深いかかわりがあります。一般社団法人教科書協会によると、「ゆとり教育」だった2005年度の全教科書のページ数(1~6年合計・各社平均)は4857ページだったのが「脱ゆとり」の学習指導要領で学習量は増え2015年度は6518ページへと25%も増え現在に至っているのです。整形外科の立場から「肩や腰、脊柱は変形する」と指摘する声もあります。科学的には適正な負荷は体重の15%程度とされています。すると小学校の低中学年なら2~3キロ程度。英語も正式教科になると絵本のような副読本も多くなります。お母さん方は子どものランドセルの中味に注意を払って頂きたいと思うのです。

 

不要なモノがないかチェック。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第96回 ビジネスマンのアイテム選び
~効率的な収納ポケットが使えるK-model~


    

スーツやバッグ、靴など勤め人にとって耐久消費財とも言えるアイテムは私の経験からすると老舗の専門店かデパートの専門売り場で購入することがステイタスでもあり、自分が納得でき満足できる手段だった。ところが近年ではデパートの代わりに量販店が跋扈。品揃えが多く多種多様になったもののカジュアルアイテムばかりで私からするとザンネンな場合が多い。セレクトショップ的なハイソな品揃えは望まないが「大人の」期待を裏切られることが多いのだ。しかも量販店の店員に商品知識を期待するべくもない。

 

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専門店が存在しにくい現在、正確な商品知識を持ったバイヤーがいるお店と言ったらやはりデパートなのだろう。仕事人にとってスーツやバッグ、靴などと並ぶ重要アイテムだが、商品情報は事前にネットなどで調べるしかないのか。ところが私が頻繁にチェックする京都のデパートDには趣味的とも言える十分な商品知識を持つバイヤーが何人か存在する。彼らはネットでは十分に伝わりきれない固有のマイ情報を整理、蓄積し、顧客のニーズを敏感にキャッチして公正に提案してくる。特にビジネスバッグでは偏ったネット情報に依存するより広い視野を持った彼らたちの推薦口上を聞くと心地よいのだ。

 

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似たデザインでもなぜ価格が倍以上も違うのか、そんな疑問も解消するだけでなく顧客の業種、普段の勤務アイテムや通勤の方法など様々なアプローチによってプロはひも解いてゆく。もちろんK-modelも彼らの推薦ビジネスバッグの一つ。細部の縫製の丁寧さ、収納内部を保護する素材の吟味、移動時の軽快さなどデザインや価格だけでは判断しきれない奥深い絞り込み要素で一緒に考えてくれる。ネット情報だけでは分からないバッグのポテンシャルはプロのバイヤーがいるデパートや専門店を訪れると目から鱗な発見があるだろう。次の週末はぜひ。

 

 

自分の仕事をシュミレーションしよう。


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