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ビジネスバッグ

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

ダイヤリーの収納が大切なビジネスバッグ

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●スケジュール帳は使い慣れている物に限る。仕事で使うので見間違いとか記入漏れやミスがあっては信用にかかわる。日時だけでなく簡単なメモや相手先の住所や担当者まで記入する場合も多い。1年を通してみると自分の活動範囲が手に取るように分かる。やはりデジタルデバイスでは過去歴を意識しなくなってしまうから都合が悪い。

 

●すると、バッグ内に収納するにしてもマイスケジュール帳は優先順位のトップである事に気付いた。取り出しやすく、収納しやすいこと。スーツの内ポケットに納める人もいるようだが私の場合は情報量からして手のひらサイズでは収まりきれない。まずマイダイヤリーの大きさを見極め、バッグ内での使いやすい位置を決てから、とビジネスバッグ選びの肝を友人に勧めている。

 

バッグで、自分流の工夫やアイデアがありましたらぜひ聞かせてください。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第40回 ビジネスマンのアイテム選び
~周囲を気づかうユニバーサルデザイン~


師走ともなると皆大きなバッグを持ち、急ぎ足になる。私は新幹線を利用する機会が多いが、最近では頻繁に利用する京都や東京、品川など主要駅での混雑がすさまじい。週末の夕方ともなるとビジネスマンばかりでなく国内外の旅行者も多く、駅の緊張感はピークに達する。お年寄りや、子ども連れの旅行者など見るとすごく心配だ。

 

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理由は子どもやお年寄りの目線の高さに、バッグが当たる感じになるからだ。そんな混雑状況なので、国内移動でのキャスター付きバッグの利用は控えるようにしている。気持ちばかり先行してバッグを引く姿勢も急ぎ足になり、急いでいればお互いの注意力も散漫になると言うものだ。キャスターバッグは後方の注意が出来ないに等しい。

 

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そのような状況から国内移動ではK-modelを使う機会が多い。ビジネスバッグだからサイズは大きめなので周囲への配慮もデザイン上の大きなポイントとなる。設計時に考えたことはバッグに無駄な動きをさせないこと。手に持っても、ショルダーとして肩にかけても子どもや、お年寄りの目の高さに位置するのでなるべく体から離れないような配慮からサイドハンドルを装着した。これによってバッグの無駄な動きを押さえ、急ぎ足の時でもバッグの動きをコントロールできる。予想外に膨らんでしまったバッグはすり抜けられそうで、すり抜けられないことも多い。このような仕様の必要性は実際に週末夕刻の東京駅や、羽田空港に行ってみると分かるだろう。売り場では想像もできないことが実際にはあるのだ。ぜひ店頭でK-modelと他のビジネスバッグとをじっくり比べてほしい。


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