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第131回 バッグのカビ対策

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

夏休みの家庭時間割

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●いよいよ子どもにとって最高のイベント、夏休みがやってきます。長かったマスク着用も自由になり、家族で出かける時も声を出せたり、笑ったり思い切り表現できます。だからと言って自由に何でもオッケイと言う訳ではありません。学校で授業がある時は学習の時間割があって子どもたちはその予定の中で行動が決められています。わざわざ自分で計画を立てなくても学校で計画を作ってくれていたわけです。ところが夏休み中は学校の時間割がありません。

 

●家庭で時間割を作らなければならないのですが、ガチガチに欲張って窮屈な予定を作ってしまうとせっかくの夏休みがつまらなく、しかもこなすことも出来ずに毎日がダラダラ過ぎてしまう事にもなりかねません。そこでお盆や家族旅行日などを除いて1日に出せる勉強時間を設定しましょう。不得意科目の重点対策など子どもとテーマを決めると集中しやすくなります。ポイントとしては夏休み中の学習する量を分母として総量を考え、勉強可能日に均等割りするのです。小学校低学年なら毎日必ず1時間程度の学習予定を組み込んでおくことです。それ以上は時間を引っ張らないとすれば、子どもは集中力を発揮します。

 

子どもにも参加させる。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第131回 ビジネスマンのアイテム選び
~バッグのカビ対策~


    

先月号でバッグの防水メンテナンスについてコメントしたが読者からカビの対応策について問い合わせが多く寄せられた。皆さん毎年のように腐心されているようだ。梅雨時の対処だけでなく、夏場のゲリラ豪雨によるバッグのカビダメージも考えられるのでその対処について考えてみたい。多くの人は皮革製品がカビの餌食になりやすいと考えがちだが、実は強靭なクロス地、繊維質の素材であってもカビは繁殖するのだ。

 

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ご存知のようにK-modelは高撥水性素材で構成されている。これは軽量、耐久性、対候性などを考えたビジネスバッグとしての選択。一方、カビは素材に関係なく「温度・湿度・栄養」の3条件がそろうと発生しやすくなる。カビの活動が活発になるのは気温が20~30℃、湿度は60%を超えると条件が整うという。まさに今の季節が1年を通してカビ繁殖のピークなのだ。そこに外出先からの汚れ、なかでも油分やタンパク質といったカビにとっての栄養分があると「一気にカビが大発生」となる。

 

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カビ対策の一丁目一番地は、カビの栄養分となるバッグの汚れを落とすこと。特にインナーにはさまざまな種類のゴミが付着しているので、手っ取り早い方法がバッグを逆さにしてゴミを除去する。さらに掃除機を利用して吸引力を弱にしてゴミなどを吸い取る方法も効果的だ。アウターはブラシなどで丁寧に汚れを落とす。また、前号でも紹介した通り、雨にぬれた時は完全に乾かしてから中に新聞紙などを型崩れしないように挿入し、収納すること。この処置だけでカビの発生の多くは防ぐことができる。さらに防水スプレーを噴霧すればいい。保管場所として押し入れやクローゼットなど空気が滞留する場所はカビが発生しやすいので避けたほうが無難。風通しのいい場所に吊るし掛けがベストなのだ。

 

 

インナーは念入りに掃除 K-model。

 


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