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第130回 梅雨時のバッグメンテ

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

運動会シーズンにお願い

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●この時期の小学校では運動会や体育祭を開催する学校が多いようです。以前は10月など秋開催が多かったのですが比較的気候が安定し、他の学校行事と被らないこの時期に開催する小学校が増えてきました。子どもにとって小学校の行事の中で、大人になってからでも思い出す大切な行事です。子どもたちは運動会に向けて1カ月以上も練習を行なっています。そんな姿をお母さんやお父さん、兄弟、姉妹に見てもらいたいと思っています。ところが応援に来た保護者の方たちの飲酒、喫煙が後を絶たないのです。

 

●小学校の校庭の広さは限られています。しかも競技トラックの周辺に保護者達は席を確保することになります。問題は応援のための場所取りです。気の早い家族など朝早くから並んで開門と同時に場所取りに走ってくることも珍しくありません。しかも応援席をビニールシートや椅子などで広く占領する家族もいたりして気持ちのいいものではありません。学校では事前に保護者に撮影や観戦ルールなどを示しているのですが熱くなって守られないことも多いのです。子どもも見ています。応援は落ち着いてお願いします。

 

保護者は冷静に。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第130回 ビジネスマンのアイテム選び
~梅雨時のバッグメンテ~


    

うっとうしい梅雨の季節。大切なバッグも雨に濡れてしまった後、メンテナンスを怠ってしまうと情けないことになってしまう。K-modelは表皮に撥水素材を使用しているが、前号でもお話しした通り、私のお勧めとして購入直後の撥水スプレーによる防汚、撥水対策を確実に行ってほしい。この前処理によってダメージを軽減してくれるのだ。さらにメーカー担当者に梅雨時のバッグ・メンテナンスについて具体的な方法を教えていただいたので参考にしてほしい。

 

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濡れてしまったら、まず水分を十分に取り除くこと。撥水スプレーなどで前処理をしているとダメージは少ないのだが、乾いたタオルなどで優しく軽くたたくような感じで水分を吸い上げるイメージ。強くこすってしまうと繊維部分が摩耗し色落ちや撥水機能自体の低下を招いてしまうから注意が必要だ。一方、ドライヤーやストーブなどでなどで濡れた部分を集中的に早く乾かそうと思ってはダメ。熱風を当てることによって手早く乾かせそうだが、他の部分との繊維密度に差が出てしまう。すると収縮差によって結果として皺になってしまい、型崩れの原因となってしまうのだ。

 

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一方、型崩れを防ぐには表皮の水分を処理した後、風通しの良い室内などで陰干しの自然乾燥がいい。その際バッグのインナーまで水が浸入してしまっていたらバッグの中身をすべて取り去って、新聞紙を挿入することが処置としては最適だ。新聞紙は多めに丸く大きなボール状にしてタオルでくるんでバッグ内に詰めてゆくのがいいだろう。その際中心部だけに置かずなるべくバッグの角部分にしっかり当たるようにし、バッグの形を損なわないようにしよう。これらの処理によってバッグの大敵であるカビ発生の予防にもなるのだ。

 

 

ドライヤー乾燥は禁物K-model。

 


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