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第77回 出張平均日数2.43泊の快適化計画

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

みんながスーパー小学生ではない

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●あけましておめでとうございます。ご両親にとって子どもに大きな夢を馳せる1年の始まりです。「初めて子どもに習い事させるには週にどのくらいの日数を確保すればよいか」と、父兄の方からよく質問を受けるのですが、私は子どもの1週間の生活時間割を考えた場合、3日以上習い事が続くと子どもは疲れて勉強にも集中できなくなると伝えています。子どもの生活軸の中で何を優先させるか考えてください。それは当然学校での授業であり、それに伴う予習復習の家庭での時間取りでしょう。さらに運動会や学芸会など課外での学校行事も重なってきます。その次に趣味や学習系などの習い事があると考えてほしいのです。

 

●ところが最近のスーパー小学生はサッカー、卓球などのスポーツや、演劇、音楽関係などの芸術、将棋、プログラミングなどの思考演習系など様々な習い事があり、大人顔負けの活躍をしていることはご存じのとおりです。一芸に秀でた子どもは確かにいますが小学低学年のうちは学校、クラスなど団体生活の中で秘めたるポテンシャルを熟成してもらいたいのです。その経験は後の大きな伸び代となって子どもに帰ってきます。人生初期での学校生活の楽しさや、悩みを知らないで大人になってはそれこそ「もったいない」と思います。

 

ともだちとのふれ合いの中で大きく成長しよう。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第77回 ビジネスマンのアイテム選び
~出張平均日数2.43泊の快適化計画~


    

大企業ならずとも、最近では中小企業でもTV会議が盛んだ。本社と地方の営業所、工場との重要な連絡、調整も担当者が出向いたりせずに重要な議案もTVを通しての会議進行で問題なく決定することができる。ならばキーパースンの移動、旅費・宿泊費などの経費削減を考えると出張が無くなってもいいかもしれない。しかし東日本大震災のあった翌年の2012年を底にして以降、出張旅行市場は拡大傾向にあるのだ(2016年度「出張マーケットに関する動向と今後調査」(平成29年12月発表・日本政策投資銀行)。国内出張、業務旅行はGDPに比例する。観光庁が発足し、詳細なデータを取り始めた2010年には国内出張・業務目的旅行の市場規模は約3.4兆円規模だったのだが、2013年以降右肩上がりになり2016年には調査を開始して以来最高の約3.7兆円を記録しているのだ(同調査)。

 

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すでに多くの会社ではIT関連の設備投資によって通信環境は整備され、出張などの人の移動は最少限に留まり縮減傾向に向かうと多くの経済アナリストは見立てていたのだ。しかし通信手段で送るデータには限界がある。味、食感、音、重量バランスなど人間の五感を大切にする製造業にとっては実物に勝るものはない。サービス業の現場でもマニュアルの運用や諸サービスの品質向上など責任者不在のまま「後よろしく」では社員間の温度差は歴然だ。しかも出張の大きな目的は単に業務の伝達だけではないことが分かってきた。多くは顧客・関連社・自社訪問を通しての商談業務+コミュニケーション(同調査)とし、やはり顔の見える繋がりがビジネスには大切ということだろう。

 

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しかも出張は働き盛りの40代が最も多く飛行機、新幹線利用が圧倒的。出張日数の全国平均は2.43泊で国内旅行平均の2.19泊を上回っている(いずれも同調査)。つまり着替えなど業務以外のプライベートアイテムの収納の仕方も問われるのだ。そんな出張シーンを塾考した「K-リュック」が2019年1月から全国の販売店への本格的な出荷が始まる。当初から移動先での時刻表アプリや地図検索などのスマホ操作、雪や雨などの傘を使う場面、さらにペットボトルやコーヒーなどの飲料をキープし季節を問わず両手使いでバランス良く歩けるなどリュックタイプに着目。しかも北海道から九州、全国そして近隣国外出張でのビジネス活動を想定してグローバルな視点から基本設計を開始。私自身が実際に使用して3.5年の開発期間を費やし、フィールドテストを繰り返しやっとリリースとなった力作だ。もちろん普段使いのビジネスリュックとしての機能も万全だ。ぜひ販売店で確認してほしい。

 

K-リュックで出張が変わる。


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