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いち早く捉えたK-model

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

モノにも賞味期限があった

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●物は丁寧に使うことで寿命が延びる。大事に使う事によって愛着が生まれ自分にとって欠かせない存在になるのだ。私は万年筆を、すでに10年以上も同じものを使っている。握り具合、手の収まり、ペン先の柔軟性、その書き具合、文字の太さなど馴染んだ分、文字が上手くなったように錯覚してしまうほど身についているのだ。今では自分にとって欠かせないお気に入りのパートナーと言える。俗に言う一生モノと言う奴だ。

 

●その目線で周囲を見てみると意外なことに気づく。モノがあふれる時代にあって、皆、結構大切にしている「お馴染み」があるではないか。その典型的な例がスマホ。移動先での交通関係の情報取得に驚くべき利便性を持つから私のような出張過多の輩にとって相棒的存在。ところが丁寧に使ったところで内蔵OSが年々進化して浦島太郎状態にも。まだ使えても賞味期限が来てしまう恐ろしさ。モノの価値が分からなくなる今日この頃。

 

モノは大切に使いましょう。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第45回 ビジネスマンのアイテム選び
~ビジネスマンの使用環境をいち早く捉えたK-model~


新入生のランドセルを見て驚いた。著名ファッションブランドはともかく有名なスポーツブランドや国内セレクトショップのブランドなどまさに百花繚乱。とても学用品とは思えない多品種ぶり。しかもカラーも盛り沢山で生徒の背中を追いかけるたびにため息が出てしまう。しかも早い時期に購入しないとお気に入りカラーはもう品切れなのだとか。しかも近年ではこのランドセルが海外でも好評で家電品と共にmade in japanの「爆買い」の対象になっている。

 

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完成され尽くした感があるランドセル。カラー以外、外観の変化はあまり感じられないようだが実はその中身は大きな変革を遂げているのだ。教科書や教材の変化に伴って現在はA4サイズ対応。それに伴ってランドセルのサイズも年々大きくなっているが素材の改良で軽量化に成功しているのだ。一方、ビジネスバッグが必要とされる使用環境も同様に変化している。そのため進化する携帯用デバイスや文具に対応するためにデザイナーは常に新製品のチェックを欠かせない。近年ではタブレット+小型メモリー+A4ファイルによるワーキング環境の標準化が進んでいる。これは世界共通のようだ。

 

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紙だけの資料に依存していた時代に比べIT化は情報の濃縮化に成功したが別の必需品が同時に必要となった。デバイスとそれに伴う充電用電源とケーブルだ。厄介なことに各デバイス別というパズル的要素もあり「電源対策」のために余計なケーブル類とバックアップのための予備電源を持ち歩く羽目になった。皮肉なことにビジネスバッグはさらに必要性が増し、紙類と異なり衝撃に対しての対策も疎かに出来ない時代になったのだ。K-modelは多くの新規デバイス情報を世界中から集めインナーの収納性とデザインを決めた。しかも衝撃を吸収するソフト素材を厳選し、現在のスタイルを決定したのです。


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